随 想(思いつくまま)

(5/18) テレビ受信不良とマンションコミュニテイ
テレビの映りが良くない
 どうもテレビの映りが良くない。時々瞬間的に映像と音声が途切れるのだ。三鷹ケーブルテレビに電話し訪問修理を受けることとなった。結果的には当マンションに設置の増幅設備?の不具合だった。先日はインターネットのプロバイダーの配電盤?の不具合から2日間繋がらない事があった(ブログ5日間休載の顛末)。このマンションは建設後10年近い歳月が経過したので、機器の劣化は避けられないのだろうが、これらの設備の管理がどうもなおざりになっているような気がしてならない。管理委託会社には機器更新をアドバイスする才覚もないようである。それも問題だが、住民がクレームの声をあげないで我慢しているのが解せない。今回のテレビ受信不良について感ずることはその2点である。
マンション内の機器管理の責任は誰か
 通常マンションにはケーブルテレビの一括受信アンテナ等の設備、プロバイダーの光通信設備等が併設されている。これらの直接の保守管理はそれぞれの業者が分担しているのは間違いないが、管理を委託されている管理会社はどの程度の管理責任があるのであろうか。住民のクレームからこれらの機器の劣化、老朽化に気付いたとしてもその更新をアドバイスするなどの権限はないのであろうか。管理委託費は人件費だけではあるまい。委託費にはこれらのコンサルタント料も含まれているはずである。管理を委託されている他のマンションから得たノウハウなどを参考にしていないのだろうか。機器の劣化に気が付いていても不作為のまま放置しているのは惰性による怠慢としか言いようがない。
住民自治
 今回の事故で判明したのは、テレビ受信機器は3台(プロバイダーの配信機器は数台)あり、そこからそれぞれの家庭に配信されているようである。とすれば今回のような不具合(数ヶ月前から発生済み)は我が家だけではなく複数の家庭がその被害にあっているはずである。しかし、住民同士の横の連絡がないため、自分の家だけの問題か、共通の問題かがはっきりしないため、苦情の持ち込みをためらい、つい我慢してしまいがちである。他人の自由に干渉しない都会の生活の美点も、ひとたび今回の東日本震災などに見舞われたら意外ともろく弱いような気がしてならない。マンション自治について考え直すいい機会かもしれない。