随 想(思いつくまま)

(5/27) ブログ5日間休載の顛末

ブログ5日間休載の顛末

 インターネットの利便性は否定しない。が・・・

実は去る22日の土曜日(5日前)にブログを更新しようといたが、インターネットが繋がらない。つい3日ほど前に、プロバイダーサイドの事情により、繋がらなくなったこともあり、今回のその延長だろうと思った。3日前の不具合とは、当マンションの4年に一度の電気系統定期点検の際、何らかの事情により4台の設備のうちの1台がダウンし、9所帯がその影響を受けたという話だった。点検作業で不具合が発生するとは「そんなヤワなものか」と先日ブログに書いたが「またか!」という思いだった。プロバイダーに即時に電話したが、「今明日は休日です」というアナウンスが流れるばかりで手の打ちようがない。

 月曜日になってFAXしてみた。電話の受話器を片手にパソコンを操作し、引き出された結論は「パソコン機器の方に問題がある可能性が高い」ということだった。それは各戸に配備されているルーターの幹線とパソコンを直接繋いでも、事態が改善されなかったことによるらしい(ルーターは天井に近い高所にあり、端子の長さは短く大変な作業だった)。そこでウイルスセキュリテイソフトのガードが強すぎるのが原因かもしれないので、ソフトを一度削除して、トライしてほしいということで、削除してみたが改善されなかった。やれやれこのパソコンは買ってまだ1年も経っていないのにと思いながら一日は終わった。

次の日、パソコン(東芝)サイドに相談してみると、接続面に問題がある可能性が高いということだったが、プロバイダーとのやり取りを説明した。その結果出た結論は「お友達のお宅か別のところで試してほしい」ということだった。というわけで最後の手段として購入店ヨドバシカメラにPCを持ち込んで点検してもらった。するとなんと正常に動くではないか。壁からPCまでのコードにも問題がないことが分かった。残るはプロバイダーサイドの機器系統しかない。そこで再度プロバイダーにFAXを入れて見た。すると、「ハブに不具合が発見されたので修復に一両日かかるので了承いただきたい」という返事だった。かくして夜9時過ぎにインターネットの接続が修復され、メールの方はプロバイダーの操作サポートにより本日昼ごろ復旧した。振り回された5日間であった。

マンション内で貧乏クジを引いたのは私だけなのかその辺の事情は詳らかではないが、インターネットが生計の具になっている家庭もあるかもしれない、とんだ迷惑な話だなと思った。私自身も友人にわざわざ携帯電話にメールするよう電話でお願いしたり、少なからず迷惑を被った。今回のような場合、損害賠償規約はどうなっているのだろうか。読んだことのない、細かい字でぎっしり書かれた規約を読んでみることにしよう。

ルーターの幹線をパソコンに繋いだ状態で接続が確認できなかった時点で、パソコンに問題ありと結論を出す前に、ハブの不具合に思いが至らなかった点はプロバイダーサイドのミスを感ずる。電話のやり取りをすべて録音しておきながら、不具合の原因を発見できなかったのは担当者個人の責任ではなく会社の責任だと思うのである。

思うに今回の事件はマンションのインターネット接続機器を管理しているプロバイダーが業務を独占していることによる危機感の欠如としか言いようがない。猛省をうながしたい。 (27日記)