中高生のための家庭学習教材比較

中学生・高校生の家庭学習教材を比較しています。実際に使用した体験談や情報もお届けします。進研ゼミ・Z会・天神・英語教材などの情報が満載です。

進研ゼミ教材体験

進研ゼミ中学講座(中1と中3)の教材を中心に進研ゼミの特徴を見てみます。

 中学講座は基本テキスト「Challenge」に英語・数学・国語・理科・社会の5教科があります。内容は重要なポイントの解説と例題→演習問題というのが基本的なスタイルで、1回あたり15~20分程度で終了する分量です。

 下の例にあるように解説は単元毎の基礎固めを重視した内容でイラストがふんだんに使われ、かみくだいた講義内容が特徴です。

 部活などで毎日忙しい中学生のための教材ということを一つのセールスポイントにしているとおり、1日1回分をこなすとちょうど一月分が終わるようになっているので、必要な学習内容がうまく盛り込まれたテキストを毎日こなしていくことで、短時間の勉強時間でも基礎的な学力を十分つけることができると思います。

 また、内容的にも教科書準拠で基本的な問題が多いので、毎日それほどつまづくことなく継続して取り組むことができると思います。

重要ポイントと例題(中1英語スタンダード)
重要ポイントと例題(中1英語スタンダード)


【スタンダードとハイレベルの違い】
 下の例が上の例と同じ名詞の単元のハイレベルの内容です。ハイレベルでは中1・2の段階から高校入試を意識した内容でスタンダードよりも詳しい講義と一歩進んだポイントの解説が特徴です。演習問題もスタンダードが基本7:応用2:難問1の配分なのに対して基本3:応用5:難問2という配分です。

 ハイレベルの難易度はZ会中学コースのハイレベル程度ではないかと思います。応用問題が多めなので問題の本質を理解できているかどうか確認できますし、いろんな形で出題される入試問題への対応力も訓練することができると思います。

重要ポイントの解説(中1英語ハイレベル)
重要ポイントの解説(中1英語ハイレベル)


【高校受験対策】
 中1の段階から単元毎に入試問題が盛り込まれていて、加えて中2では補助教材で入試過去問題集がついてきます。このような形で入試問題に触れられるようになっていて、中3の段階で志望校に合わせて「受験総合コース」と「難問挑戦コース」に分かれていくようなカリキュラムになっています。

 「受験総合コース」は一般の公立高校、「難問挑戦コース」は難関国公立高校がそれぞれターゲットになっています。

例題と演習(入試)問題(中3英語 受験総合コース)
例題と演習(入試)問題(中3英語 受験総合コース)


例題と演習(入試)問題(中3英語 難関挑戦コース)
例題と演習(入試)問題(中3英語 難関挑戦コース)


 また、入試問題への対策ばかりではなく、内申点にかかわってくる普段の定期テスト対策として定期テストの予想問題集が補助教材として付いてくるのも進研ゼミの特徴の一つです。

 いずれのコースにしても補助教材を含めればかなりの量の演習問題をこなすことになり、まじめに取り組めばかなりの実力はつくと思います。


【感想】
 通信添削の教材を使って成果を出していくにはなにより継続することが最も重要です。私(管理人)自身も中高時代に通信添削を受講していましたが、より高いレベルを目指そうとした意欲はありながらも添削問題につまづいたりすることで添削問題の提出が滞ったりしがちでした。

 今思えば少しレベルを下げてでも継続していけば結局は自分の目指すレベルまでいけたのではないかと後悔しています。その意味でこの進研ゼミ中学講座は分量的にも難易度的にも継続しやすい教材ではないかと思います。

 同じ通信添削のZ会は分量や問題を解くのに要する時間も進研ゼミよりは負担が大きいと感じる方には進研ゼミがお勧めです。進研ゼミは学校の授業の補習というイメージがありますが、上記で紹介したように進研ゼミでも十分難関校への対策もできると思います。

 基礎的なことを何度も何度も繰り返し取り組むことができれば応用力や入試問題への対策にもつながり、結局は最も効率的に学力向上につなげることができると思います。



使用体験記
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中高生にとっては無駄がなく効率良く勉強のできる教材に出会いたい、また、親としては自分の子供には失敗のない良い教材を使わせたいものです。
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