■ 子供をやる気にさせる方法(実践編)
コラム「子供をやる気にさせる方法」の中で子供が進んで勉強をするように仕向ける方法をいろいろ書いていますが、私(管理人)の子供の場合はどうなのか検証してみました(特に小学生の長男と次男)。
【勉強の習慣づけについて】
毎日少しでも机に向かって勉強をするという習慣は付いていると思います。学校から帰ってきたらすぐに学校の宿題をするという約束事を決めて、それを毎日実行させるようにしています。この習慣は長男が小学校に入学した時からのもので、次男も同じように実践しています。
以前は学校の宿題はそれほど多くなかったせいもあり、とりあえず宿題だけはやるということについては子供たちもそれほど苦にならなかったようです。この部分に関してはコラムに書いたことがそのまま効果があったように思います。
【親の関わり方について】
子供が低学年の時は学校の宿題や受講している通信教育教材に取り組むのに結構付き添って勉強を見てあげていました。そのせいもあってか、宿題も通信教育教材もきちんとこなせていました。
ただ長男が4年生になってからは付き添って勉強を見てあげることがだんだん少なくなってきました。これは学校の宿題にしろ、通信教育教材にしろ自分でやって自分で答え合わせをやって、自分で復習するというやりかたが学校でも通信教育教材でも推奨されていたことによります。
このことは子供の自主性を育てていく上で重要なことだと思いますが、その結果として親があまり勉強を見なくなり、ただ単に「勉強したか?」とか「勉強しろ」といった確認で終わらせてしまうことになりがちです。
私の場合はまさにその通りで、長男の勉強を見てあげる回数はあきらかに減りました。そのせいだけではないと思いますが、小5の現在は学校の宿題はやるけど通信教育教材はなかなか進まなくなっています。
長男には計画を立てることの重要性をいつも言ってはいますが、なかなか実践できていません。通信教育教材も最近では滞りがちなので、子供の自主性に任せるべきところを割り切って、私の方である程度計画を立ててその進捗を管理するようにしています。
【子供のやる気を引き出す方法について】
褒めることによって子供のモチベーションが上がることは事実です。実際長男が低学年の時や現在小2の次男の場合はその方法でうまくいっていましたが、高学年になってくるとそれだけではうまくいかなくなります。
やはりなぜ勉強しなければならないのかという根本的な部分を納得させないとやる気が起きないようです。私の場合は今のところ中学受験を視野に入れていないので受験という目標をモチベーションにするのではなく、勉強自体は将来社会に出た時のための訓練であるという理由で私自身の社会人としてのこれまでの経験を子供に話すようにしています。
実際に勉強している内容自体は受験以外でそのまま将来に役立つとは言えない部分が多々あります。そのためなぜ勉強が必要なのかということについては今もいろいろと試行錯誤しているところです。
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