いんちょの
ツーリング日記
北海道編Part3
その5
2005/6/27 曇り
6:00 起床。
夜中に雨が降ったようで、バイクが少し濡れていた。
晴れて良かった。
曇りだけどね。
んで、今日の目的地はまず釧路である。
釧路の和商市場にて、イクラ丼をイクラもりもりにして食べるのだ。
嗚呼、イクラ丼………その魅惑の響きは、私をいつでも魅了して止まない。
昨日の夕食のモヤシ丼とは、大違いである。
主に、値段的に。
アレはアレで、好きだけどね。
8:00 出発。
さあ、釧路目指して出発だあッ!
ちなみに、ここで今回初めて立ちゴケをしました。
釧路へ向かう途中、道路沿いに何と鶴がいた。
鶴見台という鶴の給餌場所で、もしかしたら鶴を生で見るのは生まれて初めてかもしれない、私。
近寄れなかったのが残念だが、丹頂鶴を写真に撮る事が出来た。
容量の関係で、お見せ出来ないのが残念です。
大した写真じゃ無いけどね。
霧の中をひた走り、9:30 和商市場に到着。
さあ、食べるぞォッ!
で、食べました。
思う存分食べました。
何しろ昔ここに来た時は、つい値段にビビッて力一杯食えなかったのだ。
その後悔を取り戻す為にも、思いのままにイクラを乗せて、ご飯が見えなくなる位乗せに乗せて、
ついでにウニ、カニ、ヒラメにオオトロ、銀ガレイ、等々々………いやあ、ホントに食べたなあ。
したら、\3,000程かかりました。
相対的には安いのだろうが、そもそも絶対的に高いよね、イクラとかって。
でも、六年前はこの値段につい腰が引けて後悔したからなあ………
やってやったぜ、和商市場め。
ところで、もしもここでホッケ等のお土産を買うなら、この場で食べるイクラとかを買った所と同じ店で買った方が良いでしょう。
まあ当然と言えば当然ですが、マケてくれるかもしれないしね。
11:00 釧路出発。一路、厚岸へ向かう。
目的は、当然カキである。
道中霧が凄かったが、苦労しつつも12:15 道の駅「厚岸グルメパーク」に到着。
でも、休みだった。
道の駅に定休日かよッ!!
そりゃあ無いよと、心から思った。
中の店の一つや二つが休みなら分かるが、道の駅その物が丸ごと休みとは………
実生活に、こんなオチはいらないよね。いや、ホントに。
自分と同じく目が点になっているオジさんライダー達と、暫く談笑という名の愚痴をこぼし合った。
さて、次は何処へ行こうか。
という訳で、16:00 知床国立公園羅臼温泉野営場に到着。
厚岸から知床へ、一気に200Km近くを走破してしまった。
だって、嫌になったんだモン。
などど、かわいくも無い言い方をしてしまったが、本気で嫌になったのだ。
何しろ、走れど走れど霧ばっか。
カキにはフラれたし、メットのシールドには水滴が付き視界が遮られるので景色を楽しむ余裕は無く、
空は真っ黒、今にも雨が降り出しそうで、実際降られた。
降っては止みの繰り返し。
この空模様では、おそらく明日も雨だろうと私は予想する。
なら、明日はお休み。
一日テントでゴロゴロしていよう。
で、どうせゴロゴロするなら温泉で決まりでしょう。
という訳で、やって来ました知床に。
何せここのキャンプ場、何と無料の温泉が隣接しているのだ。
その名も「熊の湯」。
温泉、入り放題である。
小ぢんまりしていて、混んでるけどね。
この「知床国立公園羅臼温泉野営場」は、北海道の三大キャンプ場の一つであり、
とあるアンケートでは堂々の第一位を獲得したキャンプ場でもある。
雨の中、一日テントでゴロゴロするなら、温泉位入りたいじゃあないですか。
ってな訳で、えっちらおっちらここまで来たのであります。
只このキャンプ場、今までは無料だったのだが、今年から有料となったのだ。
(2005/7/1より一泊\300)
まだ、無料だけどね。
だからこそ、人はいっぱいだ。
特に、2005/7/14より知床半島が世界遺産になるので、今の内にと地元の人達もいっぱいで、ホントに人がいっぱいだった。
ところでこのキャンプ場、トイレは水洗でとても綺麗。炊事場も屋根付きでやっぱり綺麗。
地面はジャリが多く全面芝とはいかないが、とても良い所である。
とにかく、温泉入り放題だから。
サイトは区画整理されていて、二箇所に別れている。
ちなみに一箇所は、ブルーシートが目印の長期のキャンパーでいっぱいだ。
有料化は、長期キャンパーを追い出す為でもあるのかなあ、やっぱり。
マナーの問題なのだろうが、困った物である。
17:00 テントを張り終え一服していると、降ったり止んだりしていた雨が本格的に振り出す。
危ない所だった。
その後、温泉に入り酒飲んだ。
とても良い気分です。
風、強いけど。
明日は、晴れると良いなあ………行きたいトコたくさんあるんですよ。
いや、ゴロゴロしている予定なんだけどね。
今日も、星は見えない………雨だからね。
セキも、漸く止まりました。
温泉のお陰かな。
その6へ続く
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