随 想(思いつくまま)

(6/23) 犬の話
 「町内愛犬物語」中止の件
  私の住んでいるマンションの北側には遊歩道がある 市の条例によりマンションを建てた場合 それ相応の公共用地の提供が義務付けられているらしい 桜の大木の小路は幼稚園児の通園に 犬の散歩に良く利用されている 当初このホームページには「町内愛犬物語」という企画 つまり この路で出会う様々な犬とその飼い主を日替わりで紹介し メインに据える考えであった しかし101匹の写真を入れることは メールボックス容量上 無理らしいことが判り中止することとした 楽しみにしてくださった方 既に原稿を寄せて頂いた方にお詫び申し上げる次第である
 犬の宿命を思う
 私は犬を飼った経験がない 企画に先だって犬の知識を得るため 図書館の本を文字どおり濫読した その結果一番印象に残ったことは 犬の姿 形がかくも多種多様にわたっている理由は 長年にわたって人間が自らの都合がいい様に 色々な犬を作り出した結果だということであった 主に忠誠を尽くすという遺伝子をもってこの世に生まれてきたために辿った運命というべきか 猟犬は猟の種類により 闘犬は戦いの相手により 改良が重ねられ 愛玩犬は人間の移り気に翻弄されてきたのである
 悪魔の影を見る
 遺伝子操作とかDNA解明とか科学は日進月歩である すでに人間は神の聖域を犯しはじめているのかも知れない ユダヤ虐殺 民族純化というヒットラー悪魔の政策も まだ記憶に新しい
 犬に悪魔の影を感ずるのは考え過ぎだろうか