随 想(思いつくまま)

(4/5) 料理教室
 あいにくの雨である 桜もこれで終りだろう 
かぼちゃの会
 退職後まもなくの頃 市報に男性料理教室の記事が載り応募した 教程終了後はOB自主グループ「かぼちゃの会」に入会 2ヶ月に1度の料理教室に出席している そもそも受講の発端は妻の「独り暮しになった時困らないようにやっとけばアー」という一言である 今思えば自らの厨房負担軽減の深慮遠謀にまんまと乗せられたきらいなしとしないのだが
週2回の炊事当番
 隠れたる陰謀はやがて顔を出す 「折角習っているのだから 毎日の食事は当番制にしよう」との提案である 週1回が2回となり3回までいった その後反撃に転じ現在は月・金曜日の2回である 一時は教室の復習を兼ねて手をかけ 材料を吟味し 本を読み漁り 「これお父さんの定番にしたら」などとおだてられ悦にいっていた頃もあった 今や「当番の日は毎日メザシと決めたからね」などと手抜き宣言をするが受け入れられず なんとかお茶を濁している状況である
学びという遊びの場
 かぼちゃの会は会員数20名だが だいたい4〜5人の欠席がある 当初上村陽子先生のひととおりの説明があり 三つの調理台に数名づつ貼りつき 1時間もすればなんとなく料理が出来上がるから不思議だ 後は花見だと言っては飲み 暑気払いだと言ってのどを潤し 忘年会といって祝杯をあげる 学びの場とは言え遊びの場である 今日はA氏から「雪中貯蔵」という銘酒の差仕入れがあった 若き日ブラジルでワイン開発に明け暮れたというI氏の懐旧談に盛り上がることもある
今日のレシピ
 ちなみに今日のレシピを紹介しておこう
春色えびちらし(すし)、春色かき揚げ、たけのこの土佐煮、すまし汁、簡単草団子
である できあがり、材料等は想像にお任せするが 春色と頭にあるように色彩も亦料理の大きな要素であることを教わった