随 想(思いつくまま)

(4/12) 反戦の原点に帰ろう
兵隊は殺してもいいのか 
 イラクでも戦争が始まってしまった。そして多くの人が死んだ。新聞、テレビは誤爆による市民の死を 連日ニュースとして報じた。我々はいつのまにか、市民の死は許せない→兵隊の死は当然だ→兵隊は殺してもよい、と考えるようになってしまった。兵隊も人間であることを忘れていないか。
ピンポイント爆撃
 
その背景には湾岸戦争以来のピンポイント爆撃のテレビ映像がある。軍事施設、兵隊のみを正確に攻撃することが可能になった、戦争の質が変わったと錯覚してしまった。
反戦の原点
 先日、反戦デモに参加した。シュピレヒコールは 市民を殺すな、子どもを殺すな、と叫んでいた。兵隊は殺してもいい、大人は殺してもいい、と叫んでいるのと同じではないか。これはおかしい。市民も兵隊も人間だ。人間の生命を奪う権利は誰にもない。どんな理由でも殺してはいけない。だから反戦ではないか。原点に帰りたい。