随 想(思いつくまま)

(3/19) 十二指腸にポリープ
 老人検診の結果
 武蔵野市では65歳以上の老齢者に対し毎年老人検診が行なわれている。本年度も受診し、その結果が出た。総コレステロール値233、善玉コレステロール値93が平均値より高く、また尿酸値は5.5と安定しているが、いずれも平素服薬の結果の数値である。その他は全て正常。以上ここ十数年変化はない。しかし今回は十二指腸にポリープがあることが判明した。
 主治医の見解
 業界?では「十二指腸のポリープはあまり問題にされることはない」ようで、医学事典のページをめくってくれるが、これという記載はないらしい。「気になるのであれば胃カメラを飲み、組織サンプルを抽出すれば、悪性ガン細胞かどうかは直ぐ判る。どうしますか。ポリープの形はまん丸で悪性ではなさそうだが…」というわけである。
 十分生きたが
 突然の宣告にやや とまどう。できることならこのまま放置して置きたい。齢72歳十分生きた。寿命は安んじて受けたいという気もある。妻は徹底的に検査をしてこそ検診だと言う。正論である。もしや100までと絶好調を自認する昨今であったが、好事魔多し、そろそろ年貢の納め時かも知れない。遺書の作成が他人事でなくなった。
 見せるべき背中も持たず我逝かん か