随 想(思いつくまま)

(3/16) 同窓会に出席
 久しぶりに高校の同窓会に出席した。同窓会と言うよりクラス会というべきか。
通学時代は殆んど話をしなかった人もいる。自己紹介も交え思い出話に楽しいひと時を過ごした。
 「お互いに面識がなかったですね。私はあなたが国体に県代表で出場したことを憶えていますよ」 「出ろといわれて出たけど、100mのスタート台など使ったことなくて面食らった。そんなものですよハハハ」
 「この前のお芝居、赤字でなかったそうで、それだけでもたいしたもんですよ」「満員御礼で当日券は発売できなかった。消防署がうるさくてね。」
 「あなた確か牟礼に自分で設計した家を建てたんじゃなかった。確か1間の寸法を体に合わせて特別仕立てで長くして」
 「あなたは痩せていたのに相撲部だったね。太ったのをうっちゃったシーンを覚えていますよ」「痩せていたけどあの頃はバネがあったね」
 「いまやカラオケ全盛の時代じゃない、いまでも歌ってるの」「歌ってる、最近はプロの歌手を覚めた目でみる癖がついてね」
 「俳優SはクラスのSの息子なの甥なの、先日帰省した時大変な評判だったが」
「どうも息子ではないらしいね」
 「朝の散歩仲間が君の事を知っていたよ」「ああ彼知ってる、世間は狭いね」

 まあこんな具合でもっぱら過去の思い出話で時間切れとなった。「これからう少し頻繁に会いましょう」という幹事の提案に異論はでなかった。会を重ねるに従って話題が現在または未来に移り、新しい展開をみることであろう。楽しきかな青春の思い出、後期高齢者万歳!