随 想(思いつくまま)

(2/15) ちょうちんデモに参加

 
 今日はデモの日だ。地元の反戦グループが行っている「あんぽをつぶせちょうちんデモ」が700回を迎えた。第1回は1967年7月1日だったという。以後雨の日もたとえ参加者が一人でも続けられ43年かかって今回700回目を迎えたのである。
 まず ちょうちんを用意しよう。インターネットで検索すると、提灯を扱う店(注)が新宿にあることが判り、丸ノ内線で「新宿御苑前」まで足を運ぶ。一個税込1,071円、無地のものを買う。次は明かりだ。蝋燭というわけにいかず、あり合わせの発光ダイオードのライトで間に合わせる。次は提灯にぶら下げる栞。A面は「基地はいらない」B面は「武力で平和はつくれない」とした。雨対策に全面を薄いビニールで覆った。後は100円ショップで伸縮自在の棒を買えば出来上がり。

 集合場所は武蔵野公会堂前、7時15分前に到着、誰もいない、またドジったかと真っ青、だが、徐々に人が集まる。顔なじみにも会えて安堵。記念撮影の後、20分ごろ出発。丸井の前、ガード下、東急前を経て五日市街道へ。終点は三鷹駅前。この間、車道を堂々と通らせてもらう。警官数名配備。路端で見る人たちは、こんな少ない人たちのために警官が交通整理に当たり、何故税金が使われるのかと思う人がいるかもしれない。しかしこれこそ憲法が保証する主権者の権利なのだ。それが生きている。さすが700回の重み、力を感ずる。シュプレヒコールを叫びながらデモをしている喜びを感ずる。政治は力だ。その力とはデモの人数の数だ(選挙での獲得した票の数ではない)というのが私の持論だ。(しかし、地元の住民でありながら700回にして初めて参加というのは有言不実行、持論を言う資格はない。)
 打ち上げ会は、三鷹駅南側の「たべもの村」で。かっての市議選応援の際、時々通った店だ。はるばる、この日のために沖縄からかけつけた人、座間で根強い活動を続けている人、高校生など若者の声に耳を傾けた。かくして今日のデモは終わった。

 追記  翌日、I さんから上の写真を送っていただいた。ブログにアップしようとしたが、ファイルの保存形式を適合させる技が判らず断念。ブログと重複するがHPにアップした。私の近況を目にしていただければ幸いである。

(蛇足、多少の遊び心で、提灯屋のちょうちん持ちをする)
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