随 想(思いつくまま)

(11/4) 四国遍路旅立ちの記
 市民意見広告運動事務局の皆さんへ

 明日から約10間の予定で四国遍路の旅に出ます。多忙な時期に戦列から離れる我儘をお許し下さい。

今度の遍路は2回目(前回は9年前、50日間、1,200キロ徒歩による通し打ち)でしたが、今回は逆打ち(札所順番の逆に巡拝、ご利益は順打ち3回分と言われているが、それほど困難を伴う)、番外札所20ケ所を含めて108ケ所を、数回に分けての区切り打ち、結願(ケチガンと読む)は来年の3月末を予定しております。

 本来、遍路に出ることは大自然の中に身を投じ、仏に帰依し、自分と向き合い、悟りを開く修行の旅ですが、今回は極力平和憲法を語り合う旅にするつもりです。私たちの運動も室内での整理事務は欠かせませんが、一歩外に出る運動のスタイルを模索してみたいと考えています。旅で出会った人々とのコミュニケーションもさることながら、帰ってからも自然に憲法の話しが出来る利点もあるのではないかと考えています。

 すでに、チラシ、シール、非武装パンフ、特製の納め札をリュックに詰め、かなりの重さになりましたが、道中徐々に軽くなっていくことを期待しています。前回は全行程歩きにこだわりましたが、今回は対話の機会に時間をかけ、場合によっては交通機関に頼らざるを得ない場合も考えられ、無理をしない方針です。

 運動の進展を四国の地から祈っています。(2006,11,4記)

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