随 想(思いつくまま)

(11/1) 憲法が危ない
 憲法が危ない
 選挙戦に突入した。 私の選挙区は東京18区、立候補者は民主党党首菅直人に対し、自由民主党鳩山邦夫が敵の大将の首を取ると意気込んで乗り込んで来た。 野次馬にとっては俄然面白くなった。今度の選挙の意義は風前の灯火である平和憲法の灯が消えてしまうかどうかにある。 改憲論者は憲法が実情に合わなくなったとし、環境権などを標榜するが、本音は第9条の改正である。
 挑戦状が届いた
 朝日新聞の候補者に対するアンケートによれば 鳩山候補ははっきりと憲法第9条を改正したいと表明している。挑戦状を突き付けられた気分である。もうここまで来ているかと慄然とする。菅候補も環境権の導入など改正するべきだという立場だが、第9条だけは絶対死守するというメッセージは残念ながらが届いて来ない
 ケツをまくるか
 戦争はすべての幸せを奪い去る。年金制度や福祉政策はどんなに立派なシステムが出来ても、ひとたび戦争が起きればすべてチャラである。平和への道筋を探るというのが政治家ではないのか。私達戦争経験者は”目の黒いうちに第9条の葬儀だけは出したくない”などと言はないで、むしろ目の黒い今こそ国民投票を受けて起つべき時に来ているのかも知れない。