蒼 き 月 光
TAMUrA
秋の風が吹くころに
忘れてた愛が痛み出す
君と歩いた並木道
あの日と同じ月あかり
蒼い顔で見つめる月よ
できることなら雲の間に
消えておくれよ涙の月よ
恋の痛みを抱いたまま
秋の風が去るころに
忘れてた夢が痛み出す
君と誓った長い道
明日へ続くはずだった
蒼い顔で見つめる時間(トキ)よ
できることならわが魂を
巡り合わせよ輪廻の渦で
君ともう一度この場所で
蒼い顔で見つめる月よ
二度と帰らぬ若き時代を
凍りつかせよ はるかな空で
胸の痛みを 眠らせて