教材の評価(内容・費用などの比較)
本サイトで取り上げた家庭学習教材の内容・分量・費用などの比較から、どのような場合にどの教材を使えばいいかということなどについて管理人の独断で教材の評価をしてみました。
■ 英語教材の評価(中学生用)
【取り上げた教材】
本サイトで取り上げた教材は以下のとおりです。
・英辞郎 on the WEB Pro
・YouCanSpeak-α
・スピードラーニング英語ジュニアコース
・英語学習塾 六単塾
・スタディサプリENGLISH
本サイトで紹介した教材は大きく分けて2つに分類できます。
1つはリスニング用教材。
2つ目は単語・文法などの知識習得用教材。
最終的には英語力を強化するという目的はいずれの教材も一緒ですが、英語力強化へのアプローチ方法が異なります。そこで2つの分類ごとにその内容と効果について比較・評価してみることにします。
【教材の内容と効果の比較(リスニング用教材)】
まずはリスニング用教材ですが、本サイトで取り上げた教材ではYouCanSpeak-α、スピードラーニング英語ジュニアコースが該当します。
リスニング対策の勉強法としてはNHKラジオやCDブックなどで英会話を繰り返し聞いてその内容を聞き取り、テキストでその会話の内容を確認することでリスニング力を鍛えていくということが一般的だと思います。また、聞き取ったりテキストに書いてある文章を口に出して音読することもいい方法です。
私(管理人)自身、中学の時はNHKの基礎英語というラジオで勉強していたことがありますが、文法中心だったのであまりリスニング用という感じではありませんでした。
また、市販のCDブックを使って勉強するという手もありますが、スピードラーニング英語ジュニアコースの利点は話すスピードが比較的ゆっくりであることと、日本語版では英語と日本語が交互に流れてくるので何度も聴いているうちに理屈抜きに英語の表現がまるごと頭の中に入ってくるという点だと思います。音読にも適しています。
特に現在の中学生は小学生時代に英語の授業がほとんどなく本格的に勉強するのは初めてという人が多いと思いますが、そのような初心者向けとしてはいい教材ではないかと思います。費用も3万円台なのでこの手の英語教材としては手が出しやすい価格です。
一方、YouCanSpeak-αは英語の発音に焦点を絞ったeラーニングプログラムで、Webを使って勉強します。ゲーム感覚で楽しく学ぶしくみになっており、プログラムに従って○×ゲーム的学びを続けるうちに、知らず知らずの間に聞き取れるようになるという教材です。こちらはスピードラーニングと違って能動的に聞き取るという訓練をするので、リスニングの上達を実感しやすいと思います。
費用は約7万円と少し高めではありますが、英会話教室に比べればはるかに安い価格です。
【教材の内容と効果の比較(単語・文法用教材)】
次に英語の知識習得に役立つ教材として取り上げたのが、次の教材です。
・英辞郎 on the WEB Pro
・英語学習塾 六単塾
英辞郎 on the WEB Proはオンラインの辞書ですが、その収録単語数が圧倒的な数であることに加え、それぞれの単語に関連するイディオムや例文も豊富なので、単なる辞書というよりも参考書と言っていいほどの内容です。私(管理人)は社会人になってから英辞郎の存在を知って、現在も愛用しているのですが、学生時代に活用していればもっと効率的に学習できたのではないかと思います。無料でも利用できるプランがあるので、ぜひ使ってみることをお勧めします。
六単塾はメールでテキストが毎日届けられるので、毎日接することで必要なフレーズを自然に覚えていくことができる教材です。
費用は3800円/月と非常に安価なので、気軽に申し込めるのも非常に良い点です。教科書や参考書での勉強とは違った角度で英語の知識を吸収できる教材として使えると思います。
なお、スタディサプリENGLISHは、会話をしながら学習していくので、リスニングに加えて、スピーキングの訓練もできる教材になります。いわゆるオンライン英会話の教材ですが、通常の教材とは異なり、外国人講師とのマンツーマンレッスンではなく、ドラマ上のキャラクターとの会話シミュレーションなので、非常に気軽にレッスンできるのが特徴です。費用も月々980円なので、かなりとっつきやすいです。