子供のための家庭学習教材比較

幼児・小学生の家庭学習教材を比較しています。実際に使用した体験談や情報もお届けします。こどもちゃれんじ・進研ゼミ・Z会・天神などの情報が満載です。

■ チャレンジ2年生教材体験

【教材の構成】
 教材は紙媒体とチャレンジタッチという専用タブレットを使って学習する方法のどちらかを選びます。ここでは紙媒体を使った学習の体験を紹介をします。

 毎月届けられる教材は、画像にあるように本誌、はてな?はっけんブック、おさらいカンペキドリル、チャレンジ通信(問題の解説付き)が基本セットで、月によって何かしらの教具や補助教材が付いてきます。1年生と同様で、本誌は国語と算数のみで、1日1回分をこなしていくと月末の赤ペン先生の添削問題提出に間に合うようになっています。

 1ヵ月分の教材例
チャレンジ2年生1ヵ月分セット

(本誌)
 2教科(国語算数)の基本テキスト兼問題集です。国語と算数は14回分になります。1回分に要する時間はおよそ5~10分位です。別冊の「チャレンジ通信」に解答と解説が掲載されていて、親が答え合わせをするシステムになっています。本誌の問題を解いていく過程で、問題文の意味が分からない場合がよくあるので、基本的には親が付き添って勉強を見てあげる必要があります。

(その他基本教材)
「はてな?はっけんブック」は理科や社会に関する様々なトピックが載っていて、楽しみながら科学や社会のしくみに興味を持てるような内容になっています。 「はてな?はっけんブック」の内容に連動して、「ミニトマトの栽培セット」や、「ミラクルはつ電☆せんぷうき」といった教具がついてきます。

ミニトマトの栽培セット ミニトマトの栽培セット

また、2年生の最大の課題である九九に関する教具が充実しています。「九九・漢字バトルマシーンデラックス」、「おふろ九九シート」、「おふろでバトル!九九ルーレット」といったものがあり、遊び感覚で九九を覚えられるような工夫がなされていました。


九九・漢字バトルマシーンデラックス

【教材の内容】
 本誌の内容は通っている学校の教科書に即したもので、難易度は標準的です。例えば2年生でつまずきやすい単元の一つである九九については、教科書では十分説明されていない部分がイラストやヒントを交えて分かりやすく解説されていたり、様々な教具もあり、子供にとっては理解しやすいですし、親も説明しやすいです。

また、2年生からは「おさらいカンペキドリル」を難易度別に選べるようになっており、子供の進み具合に合わせて教材を選択できるようになっています。

 進め方は1年生と同様で、算数であれば、14回分の内、3回分程度が「たいせつ」という回でその単元の基本的なことを学習するようになっていて、その次に「れんしゅう」で練習問題をこなしながら新しく覚えたことを定着させて、「おうよう」と「まとめテスト」でその単元の仕上げをするような進め方になっています。

 また、本誌にはない理科と社会についても「はてな?はっけんブック」とその付録を通じて楽しみながら、学校で学ぶ「生活」の科目以上に充実した内容を学習することができると思います。

【受講の効果】
 2年生では、ある程度自分で進めることができるようになるので、子供が解いた問題を一緒に答え合わせしてあげて、間違ったところを教えてあげると、効果的だと思います。

 ドリルまで含めると、結構な分量なので、すべてやりきればかなり力が付くと思います。ただ、2年生では毎回毎回一人できっちりやりきるのは、なかなか難しいので、補助教材や添削問題の締切日までに何度か提出できたらもらえる「努力賞」などをうまく使って、子供のモチベーションを継続させてあげる必要があると思います。

 継続させるには、すべてをやらせようとせずに、できるところだけやって、添削問題は毎月出すような形もありだと思います。


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