■ 英語は必要なのか?
【英語を取り巻く状況】
一昔前であれば、英語が必要であるといっても、海外旅行のときに話せれば便利だとか、外国人に道を尋ねられてたときに困らないといったこと程度しか具体的な必要性を感じない人が多かったと思います。しかし、現在は小学校でも英語の授業が
正式に取り入れられることからも分かるように、社会に出てから英語を必要とする機会が格段に増えてきています。
私(管理人)自身、今の会社に入社して10年以上経ちますが、10年前に比べると会社自体が、海外の企業を買収したり、日本の人口減による売り上げの減少を補うため、海外市場に積極的に参入しています。このような状況では英語を無視しては仕事ができません。多国籍企業のように同僚として外国人があたりまえのようにいる職場ではなおさらです。
【英語ができるとは】
また、英語ができるというと、ペラペラと会話ができるということをイメージしがちですが、仕事の現場ではメールや文書でのやり取りの方が多いと思います。したがって、話すことも必要ですが、英語の文章を読んだり作文したりする能力も大変重要であり、英語に接する機会というのは想像以上に多いと言えます。
さらに、ヨーロッパの国々のように陸続きで他の国と接していて、日本で他県にいくような感覚で国境を行き来しているところでは、2ヶ国語以上話せる人はあたりまえのようにいますが、日本はたまたま他の国とは海で隔てられているために、このような感覚はありません。
しかし、現在のインターネットの普及や先に述べた日本社会の状況から、地理的な隔たりはあっても社会の状況にはその隔たりはないといってもいいくらいです。
このように、何らかの形で英語に接しざるを得ない機会は今後ますます増え続けると思います。
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