いんちょの
ツーリング日記
関西編
その8
午前3:00。
強風で目が覚める。
が、無視して寝る。
物凄い雨も振ってくる。
が、無視して寝る。
雷が、鳴った。
さすがに無視出来ず、起きた。
雷の中での野宿は初めてだなあとか、のんきに思ったりとか、思わなかったりとか。
2003/7/7
5:00 起床。天気は、雷。
ちなみに、今日は七夕である。
星のデートは、お流れですね、こりゃ。
それにしても、今日はどうしよう。
煙草に火を付けながら、私は考える。
昨日にも増して、凄い雨だし。
なんてったって、雷雨だし。
………良し、もう一度寝よう。
風と雨と雷の音を子守唄に、私はもう一度、眠りについた。
8:30 起床。
小雨になっていた。
良かった。これで、雷の中で野グソをしなくて済んだ。
本当に、良かった。
天気は、止んだり振ったり激しくなったりと、落ち着かない。
ラジオをつけてみるが、短波しか入らなかったので、消す。
しゃあない、雨の間隙をぬって撤収するか。
どうせ、今日も明日も明後日も雨だろうし。
では、今日は何処へ行こう。
現在、島根県より山口県に入った所にある『阿東』の某所。
山口県である。
山口県と言えば、下関のふぐか。
………高いって。
と言う訳で、現在広島駅である。
端折った内容だが、日記を書くのに飽きて来たのかもしれない。
時刻は、15:30。天気は、晴れ。
走りっぱなしで、とても疲れた。
本当は、これから『お好み焼き村』へ行こうと考えていたのだが、面倒くさくなったので、却下。
駅前にあった『ゆうゆう』という適当な店に入る。
客が、一人もいなかった。
少し不安になったが、シンプルな肉玉(\500)を頼む。
実は初めて食べる、広島風お好み焼きである。
はむはむはむ………
ほとんど、焼きそばという感じであった。
あ、勿論美味しいよ。
その後観光客が一人入って、店のオバちゃんと話に花を咲かせていた。
ホテルの人に、ココを勧められた等。
お好み焼き村は、高いだけ等。
そんな所には、負けない等。
某有名店より、自信がある等。
急に、美味く思えてきたから、不思議なモノである。
広島名物『牡蠣のバター焼き』というのが、物凄く気になったが、\1,000もするから、止めておいた。
ンで、後悔した。
食うべき時は、食うべきだったのだ。
何故、私はあの時頼まなかったのかと、今でも後悔する時がある。
店を出ると、16:30となっていた。
今日は、これからどうするか………
天気は、曇りになっていた。
たぶん、雨になるのだろう。
そして、明日も雨だろう。
………帰るか。
そのまま、夜通し走り続け、家に帰った。
半日以上かかって、とてもとても疲れた。
居眠り運転をしてしまうくらいに。
そう、バイクでも居眠り運転はあるのだ。
幸い事故らず何事もなかったので、終わり良ければ総て良し。
そういう事にしよう。
おしまい
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