いんちょの
ツーリング日記
関西編
その6
2003/7/5
6:00 起床。天気は雨。
まいったなあ………
取り敢えずお湯を沸かしコーヒーを入れ、朝の一服をする。
今日は、島根の出雲大社へ行くつもりなのだが、今日の天気がラジオでは『曇り時々雨、所により
雷
』だそうだ。
雷は、嫌だな………
別に急ぐ旅ではないので今日もここに居れば良いだけの話なのだが、それでも荷をある程度片付けながら、雨が止むか小降りになるのを待つ。
6:30 雨は、まだ振っている。
7:00 雨は、まだまだ降っている。
7:30 雨は、まだまだまだ………………………もう、嫌だッ!
と言う訳で、急いで撤収。
幸い、小降りにもなったしね。
炊事場が屋根付きなので、荷物はそこで整理する。
雨は、嫌だねえ。
8:30 出発。
キャンパーの一人が、見送ってくれました。
この人は、何ともう五年以上もこうして旅を続けている人だ。
宴会では、色々な話を聞かせてくれて、ありがとう。
鳥取弁を話すモンゴル人の話は、面白かった。
では、また会おう!
目的地は、出雲大社。
さあて、バンバン走ろう、雨の中ッ!
昼は適当に飯を食い、13:30 出雲市駅到着。
観光案内所で地図を貰い、出雲大社、キャンプ場、温泉の場所をチェックする。
よっしゃ、レッツラゴーである。
14:15 出雲大社に、到着。
出雲大社
神無月(10月)に、日本全国の神が集まる事で有名な神社。
実際は後付けの俗説らしいが、本当のところは自分は知らない。
「いずもおおやしろ」と読むが、一般的には「いずもたいしゃ」と読まれている。
土砂降りの中で撮ったものだが、写真では今ひとつ分からないようだ。
出雲大社に着いた途端、土砂降りとなった。
お陰で人がいなくなったのはありがたかったが、雨の勢いがとても凄い。
二の足を踏んだが、お参りをした。
お陰で、ズブヌレになった。
出雲大社の拝殿
でも、良い所だった。
寺社仏閣好きな方には、お勧めです。
一時間くらいなら、あっという間だから。
ちなみに、ここは縁結びの神様だそうだ。
ハハン。
日御碕神社
(
ひのみさきじんじゃ
)
にも行こうと思っていたが、雨はドシャブリ。
体はズブヌレ、気力は激減。
と言う訳で、止めました。
無理もない、と自分で思う。
さて、では今日の宿を決めようか。
まずは、チェック済みの『天王山キャンプ場』である。
要予約だそうだが、行ってからその場ですれば良いだろう。
何とかなるさと、しなくて良い苦労をしながら行ってみたら、何ともならなかった。
チェーンで入り口を塞がれており、管理人も誰もいなかったのだ。
設備は素晴らしく、入って行けない事もなかったが、止めておいた。
それが、マナー。
そして、大人。
では、次行ってみよう。
実は、鳥取で会ったキャンパーに出雲での無料キャンプ場の場所を、教えて貰っていたのだ。
情報
(
インフォメーション
)
は、大切だね。
何でも森林公園の中にあるらしいので、チェック済みの『朝山森林公園』に向かう。
物凄く分かりにくい場所にあるそうで、表示は全く無く、地元の人すら知らないそうだ。
とは言っても行くしかないので、朝山森林公園に出発する。
こうしている今も雨が凄くて、なるべく野宿は避けたいのだ。
森林公園自体は、すぐに分かった。
さて………
早速怪しい所があったので、進んでみる。
すると、キャンプ場ではなかったが空き地があり、しかもそこには、屋根のある場所があった。
素晴らしい
(
ブラヴォー
)
!
この雨の中、屋根がある。
ハラショーッ!
で、雨の中、屋根の下にそそくさとテントを張った。
いかにも人の手の入った所なので、本来ならテントを張る様な場所では無いのだが、大雨故に妥協した。
と言うより傍迷惑だが、考えるのは止めたのだ。
嫌になったから。
ってな訳で、勝利の一服、フゥ………
一服を終えた頃、雨が止んだ。
正に、ガッデム!!
何もする気が、無くなった。
何しろ、ズブヌレだし。
今日は、もう良い。動かない。
でも写真は撮った。
朝山森林公園の空き地にて
ビールを買っていないが、スキットルボトルにウイスキーを入れてあるので、それ飲んで寝よう。
それにしても今畜生である。
キャンプ場は結局見つからなかった。
せっかく平田市の森林公園の中にあると教えて貰ったのに………
あれ?
ここは、出雲市の朝山森林公園………
間違えました。
見つからなくて、当然である。
気力、ゼロ。
だから、今日はもう酒飲んで寝ます。
願わくば………
明日こそは、ピーカンに晴れます様にッ!!
その7へ続く
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