いんちょの
ツーリング日記


北海道編Part2

その3




2002/6/24　晴れ



7:00　起床。

今日は、このテント場で8:00から草刈が始まるとの事。

だから、撤収しなければいけないのだ。

無視する人も、多いけどね。

さて、どうするか………


今日の天気予報では、道南が晴れとの事。

積丹半島の方にでも行ってみようと思う。

ついでに札幌へ寄り、チェックしていたラーメン屋に行こう。






11:00　札幌、到着。

「だるま軒」で、チャーシュー麺しょう油味を食べた。

この店は、老舗らしい。

壁にベタベタ雑誌の記事らしき物が、貼ってある。

読んでみる。

全て自然物というのが、売りらしい。

北海道でしょう油味ってのも何だかなあと思いつつも、さて頂きます。



喜多方ラーメンの様な、味だった。

勿論普通に美味しかったが、好みではなかった。

私は、ギトギトの濃い〜味が好みなのだ。

正直、物足りなかった。


次、行ってみよう。






「月村(げっそん)」というトンコツが売りの―――北海道でトンコツというのも何だが―――の店を目指す。

しかし、探せども探せども、店見つからず。

じっと地図を見る。

うむ、間違いに非ず。


素直に、人に聞く。



潰れたらしい。



………次、行ってみよう。






しょう油味が売りの―――いい加減ミソ味を食え―――「味の信ちゃん」に行った。

ランチタイムなのに客が一人もおらず不安になったが、たまたまだろう。

と思いたい。


チャーシュー麺しょう油味を頼む。

「だるま軒」よりは、私の好み。

が、単に化学調味料がドパッと入っていただけなのかもしれない。

私の好みは、そんなモンです。






ところで、ここはすすき野である。

すすき野と言えば、ムフフである。

思わず、財布の中身を確認する。

………良し。
だが、しかし！

今の私は、ヒゲ面だった！！

こんな格好では、とても行けない。

何故なら、相手に失礼だから。

どんな場所でも、最低限の礼儀は必要なのである。


サービスの内容にも差が出るし。（本当）


そう言えば、二日間風呂にも入っていなかった。

まあ、ある意味風呂に入りに行く訳なのだが、今回はしゃあない、諦めよう。


後ろ髪を ものすんごく 引かれながら、すすき野を後にする。



温泉にでも、行くか。






目的地は、ニセコ温泉郷。

そこの湯本温泉のすぐ近くにある、湯本温泉キャンプ場である。


途中、道に迷った際、女子高生の一団と遭遇する。

手を振ってみる。

ウケた。

何か、嬉しかった。



毛無山展望台

毛が無い山との名前に引かれ、途中で寄った毛無山の展望台。

後ろに、小樽の街並が見える。

名前以外に特筆すべき事なし。

ちなみに私の毛は薄い。






16:30　湯本温泉キャンプ場、到着。

湯本温泉キャンプ場

少々荒れた草地のキャンプ場。

水周りが故障中で、炊事場もトイレも使用不可だったが、まあ野宿と思えば問題なし。

何故か近くに、公衆便所もあったので。

テントを張ってから、夕飯を食べる為ニセコ駅に向かう。

目当ては、ニセコ駅内にある「茶房ヌプリ」の「ヌプリ特製カレー」、通称「黒カレー」。

これは、意外と有名なのだ。

美味いかどうかは、また別の話だが。


そんな事を考えたからだろうか。

「店内清掃の為、本日14:30閉店」の札が入り口にかかっていた。
God damn(ガッデム)！






しょうがないから帰り道、適当な場所で適当にカレーを食べた。

ボンカレーの味だった。
Damn it(ダムイット)！！









その後、キャンプ場近くの温泉に入り（\500）、酒飲んで眠りました。

ハイ。






その4へ続く




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