いんちょの
ツーリング日記



北海道編


その7





6/21 晴れ(やったね)

7:00 起床。

もう一度、寝る。



9:00 起床。

モーニングコーヒーを飲みながらくつろいでいると、地元の兄ちゃんが話し掛けてきた。

彼は、元ライダーだそうだ。

元と言うのも、彼は半年前、事故ッて左腕をやってしまったらしい

左腕が不自由となりバイクに乗れなくなったので、それ以来こうしてキャンプ場に集まるライダーに話し掛ける様になったそうだ。

何故か煙草の話に花が咲き、11:00出発。

さらばである。


あ、名前聞くの、忘れた。







池田ワイン城、到着。

池田ワイン城


完全に観光地だった。

果たして土産物以外でここのワインは売れているのだろうか。


ここのお城みたいな所にて、華麗に優雅に十勝牛のステーキを食べた。

地・牛(ジ・ビーフ)と 言うらしい。

\6,000くらいした。

まあ、美味しかった。

普通に。

物凄く損をした気分になった。



でもオマケに付いてきたグレープジュースは、とても濃く美味かった。

今まで飲んだ事のあるグレープジュースの中では、間違いなく一番。

コレは真面目にお勧め出来る。

お土産第三段として、会社に宅急便で送ろうと思う。

ちなみに、お土産第一段・第二段は、留萌と宗谷岬から送ったのさ。



昼食で損した気分になったので、試飲ワインをくすねるスキットルボトルに移し変える。

少し、気が治まった。







このォ〜木なんの木、気になる木ィ〜♪
              気になる♪


………の所に行ってきました。

ハルニレの木。


日立グル−プの初代CMに使われたと言われる、ハルニレの木である。

河原にポツンと、三本だけ大きな木が立っていた。

ハッキリ言って、何もない所。

本当にこれが、あの樹なのだろうか。







一路、釧路へ向かう。



着いた。



明日は釧路の『和商市場』で朝飯を食べるつもりなので、あまり遠い場所に泊まる訳にもいかない。

朝8:00からだし。

しかし、近くにキャンプ場はない。

しょうがないので、今日は野宿。

釧路川のほとりといきたいが、街の近くは野球場ありぃのゲートボール場ありぃなので、ひたすら川上へ。







釧路川の川岸


釧路川の川岸にて野宿。

下流の上の方で、釧路市からそう離れてはいない場所だったと思う。


今日の夕飯は、ジャガイモの炊き込みご飯である。

それに納豆をかけて食べた。

醤油がポイント。

が、カラシがなかった。

少し悲しかった。



それにしても、ジャガイモの皮を剥くと何故手がキレイになるのだろう。

不思議である。



食後の一服に、いそしむ。

全くの余談だが、稚内のキャンプ場で煙草をすった時、煙草の先っぽの部分の火が、明るい緑色に見えた。

目が一時的におかしくなったのであろうか。

摩訶不思議である。







20:00頃、日が落ちる。

少し、雲が出て来た。

私は心の友である携帯ラジオを聞きながら、マグライトの明かりでこの日記を書いている。

そこまでして、日記なんぞ書かなくても良いだろうってなツッコミが聞こえそうだが、ハッキリ言って暇なのだ。

日記でも書かないと、する事が何もない。

ツーリングに日記は、お約束だし。

私は、お約束が大好きだ。



蛙の泣き声がのどかな釧路川のほとり。

ふと、夜空を仰ぎ見る。

星は見えない。

街が近い所為であろうか。





………明日は曇りだ。






その8へ続く




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